「YOASOBI」とは何者なのか?!
2020年、ブレイクを果たした「YOASOBI(ヨアソビ)」とは、ボーカロイドプロデューサーのAyaseさんと、シンガーソングライターのikura(幾田りら)さんの二人組の音楽ユニットです。
2020年6月27日に発売された雑誌「NYLONJAPAN 8月号」で、二人の顔写真が正式に公開され話題となりました。
2020年8月16日、「関ジャム 完全燃SHOW」にYOASOBIが出演しました。
お二人にとって、初のスタジオ収録だったようです。
ボカロプロデューサーのAyaseさんと、ボーカルのikuraさんとは、いったいどういう方なのでしょうか?
Ayaseのプロフィール
名前:Ayase(あやせ)
生年月日:1994年4月4日
出身地:山口県
身長:174cm
所属:ソニーミュージック
Ayaseの経歴
Ayaseさんの性別は男性で、ボカロPとして活動しています。
2018年12月24日に、ニコニコ動画とYouTubeにVOCALOIDを使用した曲「先天性アサルトガール」を投稿し、音楽家デビューを果たします。
2019年4月30日、8作目のボーカロイド作品となる「ラストリゾート」で自身初の殿堂入り(10万回再生)を達成しました。
2019年11月23日には、1stアルバム「幽霊東京」をリリースしています。
ikura(幾田りら)のプロフィール
名前:ikura(いくら)
本名:幾田 りら(いくた りら)
生年月日:2000年9月25日
出身地:東京都
所属:レーベル (After School)
YOASOBIでボーカルを務める「ikura」さんの本名は、「幾田りら」です。
自分の名前をもじって『いくたりら』→『ikura』と芸名を付けたそうです。
2020年現在、ikuraさんは、まだ19歳の現役大学生です。
とても清楚で、可愛らしいですよね♪
幼少期~学生時代
ikuraさんは、両親の仕事の都合で3歳まで海外(シカゴ)で過ごしていました。
父親の影響で、小さいころから歌やギターに触れられる環境で過ごしたため、ikuraさんも自然と音楽にのめり込んでいったそうです。
習い事は、ボイトレ・ピアノ・クラシックバレー・ギター・トランぺットなどで、音楽とともに成長してきたようです。
小学6年の頃に初めて作詞作曲をし、中学生(15歳)の時に本格的にシンガーソングライターとして活動を開始しています。
「ぷらそにか」に加入
2017年、ikuraさんが17歳の時に、アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」に加入しました。
「ぷらそにか」では、ボーカル、ギター、トランペット、キーボードを担当しています。
「ぷらそにか」とは、Sony Musicが主催する新人アーティスト養成講座「the LESSON」の受講生と、VAZ所属のクリエイターから構成されるグループです。
ikuraさんは「the LESSON」の四期生です。
小説を音楽にするユニット
2019年11月16日、ボカロPのAyaseさんとボーカリストのikuraさんがクリエイターユニット「YOASOBI」として、1stシングル「夜に駆ける」でデビューしました。
「YOASOBI」は「小説を音楽・映像に具現化する」というコンセプトをもって活動しています。
プロジェクトの始まりは、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説・イラスト投稿サイト「monogatary.com」です。
「モノコン2019」に投稿され「ソニーミュージック賞」で大賞に輝いた物語を楽曲化するユニットとして「YOASOBI」は結成されました。
「夜に駆ける」のミュージックビデオも公開され、公開から約5ヶ月でYouTubeでの再生回数は1000万回を突破しました。
SNSでは、TikTokを中心に話題となり、Apple Music、Spotifyバイラルチャート、LINE MUSICの月間ランキングで1位となります。
アニメーションを手掛けるのは、イラストレーターで漫画家の「藍にいな」さんです。
原作は、小説「タナトスの誘惑」
YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」の原作は、星野舞夜さんの小説「タナトスの誘惑」です。
「モノコン2019」に投稿されたときのお題は「夏の夜、君と僕の焦燥。」。
焦燥・・・あせっていらだつこと。
小説「タナトスの誘惑」のあらすじは、飛び降り自殺をはかる「彼女」を止めようと揺れる主人公の気持ちを描いた作品です。
しかし実は・・・という場面があり、単純に彼女の自殺を止めたいというストーリーではありません。
ミュージックビデオを見る前に、ぜひ「タナトスの誘惑」を先に読んでいただきたいですね!
「夜に駆ける」の歌詞やミュージックビデオの真意が理解できます。
タナトスの誘惑
「夜に駆ける」の作詞作曲編曲全てを手掛けたAyaseさんの凄さが伝わってきますね!
「THE FIRST TAKE」で分かるikuraの歌唱力は?
YOASOBI「夜に駆ける」が大ヒットした背景には、“人気アーティストが一発撮りをする”というコンセプトのYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にikuraさんが出演したことにあります。
「THE FIRST TAKE」では、LiSAさんの「紅蓮華」やDISH// (北村匠海)の「猫」なども配信され、いずれも人気動画となっています。
一発撮りという緊張感あふれる中でのikuraさんの歌唱力の高さと澄んだ歌声、清楚で可愛らしい姿に、一気にファンが増えたことは間違いありません!
YOASOBI「夜に駆ける」は、2020年9月現在、4,500万回を超える再生回数となっています。
1度は聞いたことがあると思いますが「東京海上日動あんしん生命」のCMの歌い手、実は幾田りらさんなのだそうですよ!
YOASOBIの楽曲まとめ
2020年もYOASOBIの勢いは止まらず、次々と新曲を発表しています。
2020年9月現在までにリリースしたシングル曲をまとめてみました!
2ndシングル「あの夢をなぞって」
2020年1月18日公開
2ndシングル「あの夢をなぞって」
★いしき蒼太さん原作小説「夢の雫と星の花」
3rdシングル「ハルジオン」
2020年5月11日公開
3rdシングル「ハルジオン」
★橋爪駿輝さん原作小説「それでも、ハッピーエンド」
4rdシングル「たぶん」
2020年7月20日公開
4rdシングル「たぶん」
★しなのさん原作小説「たぶん」
5rdシングル「群青」
2020年9月1日公開
5rdシングル「群青」
★アルフォートと人気マンガ『ブルーピリオド』のコラボから生まれた YOASOBIのオリジナルソング
まとめ
ボカロプロデューサーのAyaseさんと、シンガーソングライターの幾田りら(ikura)さんで結成されたユニット「YOASOBI」。
音楽の才能に溢れた若き二人が集結し、素晴らしい作品を次々と発表しています!
「ボカロ文化」と「小説を音楽・映像で具現化する」のコラボで大ヒット中で、今後も期待大ですね!!