山口達也容疑者が釈放
酒気帯び運転の容疑で現行犯で逮捕されていた元TOKIO山口達也容疑者が、
9月24日朝に送検され、夜に釈放されました。
元・TOKIO山口達也さんは9月22日午前9時半頃、酒を飲んでバイクを運転。
道路をふらつくような軽い蛇行運転をしているところが監視カメラに映っており、自宅から約3.5km走行したあたりで信号待ちで停止していた車に衝突。
山口さんの呼気から基準値の約5倍の7.5mgのアルコールが検出されたとして、酒気帯び運転の現行犯で逮捕された。
しかもよりにもよってというか、何というか、衝突した相手の車を運転していたのが警察官だったという事がその後明らかになりました。
別に相手が警官だろうが誰だろうが関係ないですが…
その見方もありますが別の見方をすれば、警察官で逆にラッキーというか不幸中の幸いとも取れます。
相手がたちの悪い輩だったら酷く揉めて脅され示談を高くふっかけられた後に結局文春なんかに売られて事件発覚だとか。ありますからね。
ともかく山口さんも素直に容疑を認めており、全ては予定調和のもと進むと思われていました。
しかし・・・
山口達也が一転!否認に転じる!!
逮捕当初容疑を認めていた山口達也さんでしたが、検察の調べに対し容疑を否認!
順当に進めば9月24日夕方には釈放されるとみられていたものの、午後3時半頃に検察が勾留請求。しかし東京地裁は認めず。
検察はさらに準抗告(裁判や検察の処分に不服でその取消・変更を求める申し立て)までして山口さんを勾留しようとする。
準抗告も棄却され、9月24日夜に釈放が決まるも、釈放後すぐに本人立ち合いのもと深夜に異例の家宅捜索が行われた。
ここにきて「山口達也・容疑を否認」
・・・え?・・・は?何が??
と、恐らく全員こう思ったんではないでしょうか?
・ぶつけられた警察官も駆け付けた警察官も山口さんが酒臭い事に気付いていた。
・7.5mg/ℓのアルコールが検出されている。
・実際、事故ってる。
・山口さん本人も認めている。
これをどう覆すつもりなんでしょうか?
SNSなどでも、
といった声が相次いでおります。
否認の真相
SNSなどでは上記の意見がほとんどですが問題はそこではありません。
問題に疑問に持つべき事は、山口さんは”何を”否認しているか?まずはこの一点のみです。
非難はそもそもまずココが明らかになった後にする事です。
飲酒運転した事、呼気から事実反応でた事、事故った事を否認してるわけないでしょ常識的に考えて。
ここが未だ報道されていませんが、恐らくは
酒に酔っている”自覚”があって運転したか?
ここだと思われます。
”酔っている自覚があって運転したという事”を否認した
事故や犯罪において自覚の有無は司法に相当に影響が大きく、分かりやすく言えば殺人。
『明確な殺意があり何日も前から準備していた場合』と『突発的にカッときて殺ってしまった場合』では印象がまるで違い実際、刑罰にも差が出てきます。他どんな事件でも自覚の有無は必ず問われる事項です。
勿論今回は飲酒運転事故なので自覚の有無により印象や刑罰が相当違う訳ではないですが、
「完璧に酔ってるの分かっててやった。いけると思った」
と言うのと、
「自分ではだいぶ酒は抜けていて(と感じていて)気を張って運転すれば大丈夫だと思って運転した」
と言うのではだいぶ心象が違うものです。
これらが弁護士の助言なのか何なのか、とにかく傷を浅くしようとした試みだったのか。
当初、警察の取り調べに山口さんは
「朝まで飲んでいた。量は覚えていない」としていたが途中から、
「夜9時から深夜0時ごろまで、麦焼酎をロックで5、6杯飲んだ」と供述が微妙に変わり、さらに検察の取り調べでは
「飲酒した量や時間、そしてどれだけのアルコールが体内に残っていたかという本人の自覚の部分についての供述が変わった」
のではないかと言われている。
なぜ異例の家宅捜索が行われたのか
山口さん本人は心象を軽くしよう、和らげようとした目論見だっただけなのかもしれません。
しかし供述を変える山口氏に対し当の警察検察は、
「最後まで素直に進めさせときゃいいものを抵抗しやがって!」とか、
「怪しい!薬物の影響でもあるのでは…?」なんか清原っぽいし…
というような流れだったのかもしれません。
酒気帯び運転の現行犯で逮捕なのに、異例の家宅捜索!
こんな例は聞いた事ないですね。何かないとここまでしません。幸いにも薬物発見!とはなっていないようなので安心しました。
まとめ
もっとも現時点で、何を否認したのか明らかになっていません。
また新事実が報道されたら、調べてみたいと思います。
「飲んだら乗るなよ!絶対乗るなよ!」