漫画・アニメ

今見たい・見返したいアニメ!【バジリスク 〜甲賀忍法帖〜】

にゃん吉
にゃん吉
パチスロで伝説の超人気台となった「バジリスク絆」から本作を知ったという人も多いようです。過激な描写も多い大人向けな作品。悲劇的な忍達の命運に涙した本作を今一度見てみましょう

バジリスク 〜甲賀忍法帖〜とは

原作:山田風太郎
監督:木崎文智
放送期間:2005年4月~2005年9月
話数:全24話

泣ける。悲劇。終始悲しい忍者の物語

時は江戸時代初期。
徳川家康は3代将軍を、2代将軍の息子の兄弟のうちどちらが相応しいか悩んでいた。
兄:国千代(徳川忠長)か、弟:竹千代(徳川家光)か。

『よし。武家の家らしく剣の10番勝負で決めよう!しかしそれで徳川の侍をむざむざ死なさるのは忍びない・・・忍。
そうだ忍者だ!忍者ならどれだけ死のうが別に痛くも痒くもない』

そんな訳で。甲賀の忍10名伊賀の忍10名。今から殺し合って最後に残った側が勝利となり、、
甲賀が勝てば国千代伊賀が勝てば竹千代を次代将軍としまーす。
とメチャクチャ理不尽な命令を下され、甲賀と伊賀の忍者バトルが始まる。

そんなストーリーなんですが、バジリスクの特徴は忍者でもNARUTOのような友情努力勝利といった少年向け漫画ではなく、ドロドロの殺し合いと愛欲入り乱れる青年向け漫画
無残な惨殺シーンや18禁な描写も多発します。家族で見るようなアニメではありません。

しかしそれでも尚、この作品が美しく悲しく今も人気が高い理由は、互いの棟梁が実は恋仲(忍版ロミオとジュリエット)で殺し合いの定めの中。

相手を気遣い生かしたいと思い合う心情が美しく、しかし常に良い事が一つもない徹底したバッドエンドが何故かひどく見る人を魅了してしまうのです。

愛する者よ 死に候え
「愛する者よ 死に候え」
バジリスクの悲しきメインテーマです。
弦之介瞳術
最強忍術「瞳術」 術者に向けられた殺意がそのまま相手に返る。
忍びらしい駆け引きや相性が駆使され、純粋に忍者バトル物としても十分に楽しめます。

まずは1話目を無料で視聴

公式が第1話を公開しています
2009年にUPされたものなので画質は悪いですが、とりあえずどんなもんか見てみてはいかがでしょう。
終始バッドエンドなバジリスク。その悲劇は第1話から存分に発揮されています。

まぁ続きもyoutubeであがってるんですがね・・・

10年後の世界。バジリスク~桜花忍法帖~

ファン待望の続編。バジリスク~甲賀忍法帖~の10年後の世界を描いた
バジリスク~桜花忍法帖~」が2018年1月から放送されました。

前作にて子供を残す前に散っていた、甲賀弦之介と朧の2人に何故かそっくり、どう見ても2人の子供らしき兄妹の物語。

しかも使用する忍術も同じ。兄は弦之介の瞳術を、妹は朧の瞳術を発動出来る。一体どういう事なのか?

バジリスク~甲賀忍法帖~を見て面白かったという方は是非、正当なる続編。バジリスク~桜花忍法帖~もご視聴してみてください。