King Gnu(キングヌー)って、そもそも何?
『King Gnu(キングヌー)』とは、2019年メジャーデビューを果たした4人組のバンドです。
楽曲の特徴は、ブラックミュージックのビートと、歌謡曲のポップさがバランスよくミックスされています。
自らの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称しており、簡単に言えば、「色々な要素を混ぜたロック」といったところでしょうか。
King Gnu(キングヌー)のメンバーは、どんな人?
常田 大希(つねた だいき)
名前:常田 大希(つねた だいき)
生年月日: 1992年5月15日
出身地:長野県
担当:ボーカル、ギター
常田大希さんは、ボーカル・ギター担当です。
作詞作曲も担当しています。何といってもイケメンすぎますね!
「Daiki Tsuneta Millennium Parade」としてソロ活動をしていたり、クリエイター集団「PERIMETRON」の主催者としても活動していたりと、天は二物を与えすぎです!
常田さんは、名門「東京藝術大学・音楽学部」に進学するも中退しています。ちなみに専攻はチェロだったそうです。音楽一家のもとに生まれた常田さんは、小学生の頃からチェロを弾いていたそうです。
井口 理(いぐち さとる)
名前:井口 理(いぐち さとる)
生年月日: 1993年10月5日
出身地:長野県
担当:ボーカル、キーボード
King Gnu(キングヌー)はツインボーカルとなっており、井口理さんはボーカル・キーボードを担当しています。
高校3年生の時に『ハモネプ』に出演したとの情報もありました。
大学は、音楽の名門・東京藝術大学出身です。
大学の授業では、クラシックのバッハ、ベートーヴェン、モーツァルトなど昔の作曲家が作る音楽を歌っていたそうですが、クラッシックに自分は向いていないのではないかと大学在学中に感じていたそうです。
そんな中、現在のバンドリーダー常田大希さんに誘われたことをきっかけにレコーディングに参加し、そこからKing Gnu(キングヌー)として活動を始めました。
勢 喜遊(せき ゆう)
名前:勢喜 遊(せき ゆう)
生年月日: 1992年9月2日
出身地:徳島県
担当:ドラムス・サンプラー
勢喜遊さんは、バンドではドラムを担当しており、その奇抜な髪型が注目を浴びています。
実は2019年10月30日に「白藤ひかり」さんという女性と結婚しています。
そのひかりさんという女性は、2019年に津軽三味線日本一になった方だそうで、そちらにも驚きますね!
6年間の交際を経て結婚しているそうなので、勢喜さんの一途さが垣間見えます。
勢喜さんの父親はドラム、母親がシンガーとして活躍されていたそうで、勢喜さんが2,3歳の頃には自宅にあった練習用ドラムで遊んでいたそうです。
新井 和輝(あらい かずき)
名前:新井 和輝(あらい かずき)
生年月日: 1992年10月29日
出身地:東京都
担当:ベース,シンセベース,コントラバス,コーラス
新井さんは、ベース担当です。
中学時代、漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』に影響され、バスケ部に入ったものの、コーチが怖くて3か月で退部したそうです。
その後、中学2年生の時に友達からバンドをやろうと誘われ、ベースを始めたそうです。
高校2年生の時に、先輩に誘われたのをきっかけに、ジャズ喫茶やライブハウスにはまり、ジャズとの関わりも深くなっていきました。
そして世界的ベーシストである『日野JINO賢二』さんの弟子になります。
King Gnu(キングヌー)が売れたきっかけは?
King Gnuは、2017年に新人の登竜門と言われる『FUJI ROCK FESTIVALのルーキー・ア・ゴーゴー』に出演しています。
2018年には、初のワンマンライブとなる「Tokyo Rendez-Vous」を開催し、コアな音楽ファンに注目されていました。
2019年1月に、ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として、King Gnuの『白日』が使用されたことで、その人気は徐々に世間に浸透していきました。
同年、2ndアルバム「Sympa」をリリースし、メジャーデビューを果たします。
この『白日』は、2019年3月には、ストリーミングチャートに15位で初登場しました。
翌週にはこの曲のMVも公開され、翌週のチャートでは2位に急浮上。
その後、6週連続2位をキープという快挙を成し遂げました。
ドラマが終わると一旦落ち着きますが、4月に『MUSIC STATION』に再び出演し「白日」を披露すると、5月には再びチャート2位に上昇しました。
【紅白歌合戦】ヒド過ぎる生歌に批判続出!?
2019年12月31日、King Gnuは、第70回NHK紅白歌合戦初出場しました。
紅白歌合戦で歌われた楽曲は、『白日』です。
この紅白歌合戦での歌に対し、当時ネットでは賛否両論が巻き起こってしまいました。
《音程は外してないけどカスカスやな》
《声出てないのもそうやけどMIX不自然っていうか音のバランスおかしい》
《めっちゃ下手やったな カラオケなら80点台やろ》
《やっぱ生歌あんまりウマくないな》
《声量低いのごまかす方法なんて今いくらでもあるのに》
《歌は普通だったけど楽器のバランスひどかったな》
《めちゃくちゃヘタだったな 出ていいのかレベル》
《白日をやったのが間違い》
《生歌向けの曲じゃないからどうしようもない》
などの、批判の声も出ていました。
しかし、『白日』は一般人が歌うとかなり「痛い曲」になってしまいがち。
キーが高い部分が多く、女性でも苦労するくらいの音域です。
特にサビの部分では高い音と低い音を一文字づつ変えて歌っているので難易度が更にアップ。そしてそもそも単純に、綺麗な声じゃないとダサい!(笑)
生歌を聴く限り、高音にもかかわらず綺麗な声で、よくこの領域の音だせるな~という印象でした。
【紅白歌合戦】での裏エピソード
紅白では、嵐の櫻井翔さんが司会で、King Gnuの曲紹介の時に誤って「キング&ヌー」と紹介するというハプニングがありました。
その後の、ラジオ「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」 で井口さんは、「こんばんは~、キング&ヌーのボーカル・キーボード、井口理です」と笑いながら自己紹介をし、さっそくいじっていました(笑)
井口さんは、『白日』の出だしを100回ぐらい練習していたそうで、初めは全然緊張していなかったとのこと。
しかし、カウント(歌い出しのタイミングをアーティストに指示するための音)を入れて歌い出すという流れだったはずが、そのカウントと櫻井君の言葉がかぶったりして、いろんなハプニングが起こってしまったこともあり、結果かなり緊張してしまったそうです。
『この世の終わりかと思った!』と本人は話していました。
その後、櫻井翔さんからの必死の謝罪があったそうです(笑)
まとめ
まだまだ人気が上昇している『King Gnu(キングヌー)』。
独特な曲調と、個々メンバーの音楽の実力やセンスが見事に融合されていて、その魅力にハマる人が続出しそうです!
2020年の3月から放映されている株式会社NTTドコモ「5G」のCMソングに、King Gnuの楽曲「Flash!!!」が起用されました。
『King Gnu(キングヌー)』は、今後の活躍も大いに期待出来る素晴らしいバンドです!
これからもブレずに突き進んで欲しいと思います。