さかなクンのプロフィール
本名:宮澤 正之(みやざわ まさゆき)
生年月日:1975年8月6日
出身地:東京
血液型:A型
所属:アナン・インターナショナル
実はすごい実績と経歴の持ち主!
いつも魚の帽子被って「ギョギョギョ」とか言ってる魚に詳しいタレントくらいの認識の方も多いようですが、さかなクンのスペック実はかなりとんでもないです。
- 中学3年生の時、世界的にも非常に珍しい、カブトガニの人口孵化に成功!
- 1993年。高校3年生で当時大人気テレビ番組「TVチャンピョン」の「第3回全国魚通選手権」で準優勝。その後同番組で5連覇を達成し、殿堂入りを果たす。
現在の通名である「さかなクン」は同番組でリポーターを務めていた中村有志が名づけた。 - 2006年。東京海洋大学客員准教授に就任。
- 2010年。絶滅種とされていたクニマスを再発見。上皇陛下からお褒めの言葉を頂く。
- 2012年。海に関する研究や啓蒙活動に貢献した「海洋立国推進功労者」として、内閣総理大臣賞を受賞。
- 2015年。東京海洋大学から名誉教授を授与され、東京海洋大学名誉博士となる。
- 同年、渚の駅たてやまの名誉駅長に就任、さかなクンギャラリーが渚の博物館内1階に開設。
どう見ても、魚に詳しい面白タレントどころではない。彼は魚類学者なのだ。
ハコフグ帽子・誕生秘話
2001年4月29日放送の『どうぶつ奇想天外!』に出演した(同番組2回目の出演)際の伊豆の海に潜るロケでかぶったのが最初となる。
同番組のディレクターから「(さかなクンの)印象が薄い」と言われたことがきっかけで、幼少期に魚屋の水槽でハコフグが他の魚に迫害されながらも懸命に泳いでいた姿に心打たれたことを思い出し、「ハコフグに元気をもらおう」と5面図を描いて依頼しあの帽子が誕生した。
ハコフグ帽は、
- ①夏用(メッシュ加工され、通気性が良い)
- ②冬用(暖かい)
- ③教壇用(大学の校章が入っている)
- ④クロマキー用(クロマキーがブルーバックだと青の部分が透けるので、ハコフグの青の部分が黒くなっている)
- ⑤水中用(スキューバなどで海に潜る際着用)
⑥水木しげる氏の葬儀の際には、クロマキー用の黒ハコフグ帽の白い斑点模様を消し、冠婚葬祭バージョンに改修したもので参列。いかなる時も彼はハコフグ帽と共にある。
天皇陛下もお認めになるハコフグ帽子!
上皇陛下御在位の砌も帽子着用!さかなクンだけは無問題!?ブレない男さかなクン!流石です!
ネットに出回っている、ハコフグ帽を被っておられる上皇陛下。これは流石にコラ画像ですが、さかなクンの方だけはもはや帽子と一体化しているためガチです。
そして伝説へ。さかなクンだけが国会も帽子着用を許される訳
2020年2月12日。参議院国際経済/外交に関する調査会に参考人として出席。
国会の規則で、出席時には「品位や礼節を欠く」という理由から帽子や外とう(コート等の事)、襟巻の着用は禁止されています。
今回さかなクンから「通常の服装でよろしいでしょうか?」との要望を受け、調査会の前に行われた理事会で、自民党の鶴保庸介会長が『国会の規則では、帽子は、品位、礼節を欠いた服装ということになっています。ただ、さかなクンの帽子は、品位、礼節に欠いたものにはならないと思っています。ご本人からも、通常の服装で出席したいという意向がありました。彼の帽子を認めてもよろしいでしょうか?』
からの承認により、着用を許可されました。
まさにまさかの神対応。
これがいかに凄い事なのかというと、過去帽子着用での国会出席が認められた特例は只一件。1986年に訪日した故 ダイアナ妃のみ!
しかもあくまで国賓であり、式典での着用であるとされる為、厳密に国会での着用とは言い難い。
やはり、さかなクンは帽子着用で国会に出席を許された初の人物だと言えるのではないでしょうか。
まとめ
2001年より、そこが例えどんな場所であろうとも、非難されようとも被り続ける。意味は分かりませんが、強い意志ははっきりと感じますね。