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明石家さんま「youtubeはTVの敵!」と断言する理由に驚きの理由

にゃん吉
にゃん吉
長年専門職を務めてきたものの時代の変化で自分の領域のライバルが現れた場合、大抵はその領域に対して否定的に考えてしまうものです。

明石家さんまのプロフィール

本名:杉本 高文
生年月日:1955年7月1日
出身地:和歌山県東牟婁郡古座町
血液型:B型
所属:オフィス事務所(マネジメント:吉本興業)

明石家さんま
週刊誌が好みそうな、絶妙に嫌な印象を与えたい場合に使われそうな画像

まずはyoutubeは敵な発言まとめ

2020年2月5日「ホンマでっか!?TV」にて、ゲストの山崎賢人が「寝る前にyoutubeを見始めると結局2時間くらい見てしまい後悔する」と明かしたところ、

(さんま)
山崎、あかんで。俺らテレビに出る人間、敵はYouTubeやで、今!
今日からお前絶対見るなよ!!
ほいで『ドラマの数字(視聴率)が悪い~』とか言うてやな、お前らがYouTube見てるんやないかい!

と、まくしたてる一幕があった。

これに対しマツコ・デラックスは、
「もうテレビが刺激がなさすぎるのよ。(さんまさんは)3分に1回爆笑取ればいいのよ!」
とはっぱをかけ、さんまも「ちくしょう。がんばるぞー!」とスタジオを沸かせた。

2020年3月20日。youtube「酒と話と徳井と芸人」(平成ノブシコブシの徳井が、様々な芸人とトークするチャンネル)#98~#101の3本に東野幸治が出演。
さんまの「youtubeは敵」発言について、最近の動向を語っていた。

東野幸治:夜な夜な言うてはるやん(笑)「YouTubeはすな、敵やぞ!」って。「テレビとYouTubeの戦いはまだまだ続くぞ!」って言うてはったから。

徳井健太:凄い。

東野幸治:やっぱり、テレビっていうので盛り上げて、テレビの全盛期知ってはるから。

徳井健太:うん。

東野幸治:やっていこうって考えちゃうの?だから、「YouTubeする奴は敵や!」って。「見るなよ、YouTube!」って。

徳井健太:でも、宮迫さん…

東野幸治:「宮迫はもうしょうがない」って言うてた(笑)

徳井健太:ああ、例外なんだ(笑)

東野幸治:結局、テレビ出たいけど出られへんから、YouTubeって道を選んで。「それは、アイツが決めてんからそれはしょうがない」と。「ただ、テレビタレントがYouTubeに安易に行くのは、アカンぞ、敵やぞ。戦いはまだ続くんやからな」って。

徳井健太:へぇ。

東野幸治:YouTubeの奴が稼いできてるから、「俺らテレビの人間は、テレビで頑張らなアカンねん」って考えやから。

徳井健太:へぇ、そうなんだ。

と語っていた。実際このチャンネルの徳井の返答をあまり気にしない・気にならなかったけど、こうして文字起こしで見ると徳井のそっけなさが笑える。

酒と話と徳井と芸人

youtuber宮迫に対して怒っている?

そんなさんまが2月8日のラジオ『ヤングタウン』(MBSラジオ)で宮迫について、

「あいつも生活がある。いま収入がゼロなんです。家族養わなあかんし、ローン払わなあかん。復帰早いという前に宮迫に仕事をあげてくれ。仕事いただける人は批判してもいいけど。溺れている人がいたら手を差し伸べるのが当たり前」
と宮迫を擁護していた。

「さんまさんは以前、週刊誌の直撃に対し“復帰はまだ早いんちゃうか”とコメントしたことで、“宮迫を見捨てた?”という見方もされましたが、全く見捨てていません。ただ、さんまさんは“YouTubeはテレビの敵だから見ない。子供たちの目をテレビに向けさせないといけない”という危機感を持っているので、芸人がYouTubeをやることが許せないようです。もちろん宮迫からYouTubeをやることは聞いていたようですが、それをやめさせてテレビに戻したいというのが本音でしょう」(テレビ局関係者)

さんまは宮迫に裏切られた形となったので怒っていると様々なブログやコメントがあるが、私はそうは思わない。
宮迫がyoutubeをやる事に賛同しないけど、状況的にしゃーない。これが全てで、怒るもでも応援でもなく、気は進まんが容認。これ以上でも以下でもない。これが真相で間違いないところでしょう。

さんまyoutubeへの心変わり?

2020年2月18日。「踊る!さんま御殿!!」に人気youtuberなーちゃん出演。
登録者数215万人のなーちゃんは再生数3億回超えの動画で有名。他の動画の再生数も低くて約2万~。時には数千万~と振り幅が凄い。総再生回数約13億。化物youtuberの一人だ。

そんななーちゃんの話に、さんまは「俺も始めようかな・・・」と冗談交じりに語り、また、出演したママタレントらから、小さな子供たちの間でも当たり前にYouTubeが視聴されている現状を聞かされ、右肩上がりのYouTube人気に終始驚かされていた。

「長年テレビの世界で生きてきたさんまにとって、1本の動画で“3億回”もの視聴回数を稼いでしまうなーちゃんの人気ぶりには唖然とさせられたはずです。テレビ離れが進む昨今では、たとえ人気番組が20%の“超”高視聴率を記録したとしても、その視聴人数はせいぜい2500万人ほど。一方で、なーちゃんの運営する『なーちゃんねる』には3億再生の動画以外にも8600万回再生の動画や、3500万再生の動画など、驚異的な人気を証明するコンテンツが並んでいます。こういった異次元の数字は、国内だけでなく海外からも視聴可能なYouTubeの仕様が大きく関係しており、言語の壁にとらわれない楽曲の動画や、動きで笑いを取るお笑いタレント・江頭2:50の動画が伸びやすいのもこうした背景が要因でしょう」(テレビ誌ライター)